小児・AYA晩期合併症本音トーク
小児・AYAがん「Cure is not enough」
小児・AYAがん治療の課題のひとつが「晩期合併症」です。晩期合併症が起こる確率をできるだけ減らす治療をめざしていますが、一定の割合で起こることを避けられていません。どのような晩期合併症に気を付ける必要があるのか、また、その対策としてどのような取り組みがなされているのか、解説します。
講演者
2000年東京大学医学部医学科卒。東京大学医学部附属病院、千葉西総合病院、青梅市立総合病院、埼玉県立小児医療センター、国立成育医療研究センターなどを経て、2021年より現職。専門は小児の血液疾患・がん・造血細胞移植・ゲノム医療など。診療と研究の両方に取り組んでいます。(X: @cure_for_kids )
登壇者
新潟県出身、1991年生まれ35歳。2006年の15歳のとき急性骨髄性白血病となり、翌年に骨髄バンクのドナーから提供を受け造血幹細胞移植をして寛解しました。移植前処置の放射線照射の影響で晩期合併症に悩んでいます。2016年には甲状腺癌となり、摘出手術を受けました。現在も卵巣機能不全で女性ホルモン補充療法をしていますが妊孕性がないことや、白内障や高血圧症の症状があり、悩みは絶えないです。
シンガーソングライター/元小学校教員/小児がんピアサポーター/がん教育外部講師/OCT10期 0歳で神経芽細胞腫を発症。 AYA世代に入り経験者会などにも参加し、京都、リヨン(フランス)、横浜にて開催された国際小児がん学会etc...に参加。 バンド活動と並行しながらシンガーソングライターとして全国デビュー。 音楽活動を通して小児がん支援活動を行い、最近ではがん啓発ソングや患者団体への曲を提供もしている。 現在、自身の経験や小児がんサバイバーの現状などを全国をまわりながら歌やメッセージ、講演などで伝える活動をしています。
7歳の時に慢性骨髄性白血病を発症し、9歳の時に兄弟間で骨髄移植をして今に至ります。 発病から37年以上経ちますが、多くの晩期合併症で今でも毎日の服薬と二週間ごとの通院が欠かせません。 少しでも長期生存の課題や現状を皆様と共有できたらと思います。
司会者
聖路加看護大学卒業後、聖路加国際病院小児病棟での勤務を経て、東京大学大学院にて小児がんの子どものQOLを研究してきた。神戸大学保健学研究科、自治医科大学、米国ペンシルバニア大学フルブライト研究員後、現職。現在は聖路加国際病院にて小児がん経験者の健康診査プロジェクト等のサバイバーシップに取り組んでいる。
