【国立大学法人東京科学大学 次世代がん医療を担う多職種人材養成プラン/北海道公立大学法人札幌医科大学 地域に貢献する北海道がんプロ養成プラン共催】
高齢者に対するがん医療

8月8日(土)15:3016:15 第2会場

高齢者に抗がん剤は本当に必要か?

札幌医科大学 高田 弘一

「抗がん剤治療」を受けるかどうかを考えるときに必要な情報は何でしょうか? 知りたい情報の一つに、「もし、抗がん剤治療を選ばなかったら、どうなるの?」ではないでしょうか。
高齢者の胃癌患者さんのデータを共有しながら、高齢者に対するがん医療について皆さんと一緒に考えていきたいと思います。


迷ったとき、どう決める?高齢者のがん治療

札幌医科大学附属病院 小野 聡子

医師から「治療をどうしますか?」「どのように過ごしたいですか?」などと聞かれたとき、どう答えるか迷いが生じるのではないでしょうか。どの治療にも、メリットとデメリットがあり、大なり小なりの副作用が生じます。なぜこの質問がされるのか、どう考えてゆけばよいのかについて、皆さんと共有したいと思います。

講演者

高田 弘一 ( たかだ こういち )
札幌医科大学 医学部内科学腫瘍内科学分野 教授

専門は、肝胆膵がんとがんゲノム医療ですが、血液がんの治療も担当している珍しいタイプです。多様な専門領域のプロフェショナルと連携し、多角的な知識を得ることができています。領域の枠を超えた視点を大切にしながら、日々の診療にあたっています。

小野 聡子 ( おの さとこ )
札幌医科大学附属病院 医療連携福祉センター 副センター長

2012年にがん看護専門看護師となり、その後がん看護相談の専従看護師として、主に外来で治療を継続するがん患者・家族の支援に従事していました。2012年からは、退院支援部門の管理職をしています。日本がん看護学会や日本サイコオンコロジー学会などで、患者・家族の方々の思いを尊重した医療を提供できるように、看護職のコミュニケーション能力向上のための研修や学習会を実施しています。

司会者

浜本 康夫 ( はまもと やすお )
東京科学大学病院 臨床腫瘍科 科長

最近、すこしずつ社会的に認知されるようになった「腫瘍内科医」です。現在は大学病院で臨床・教育・研究に励んでおります。がん治療で重要なのは正しい知識で、病気を恐れず向き合っていくことです。極端な方法ではなく正確に適切に冷静に対処することです。私自身も常に現場感覚や患者さんの心情を忘れないように日々精進していきたいと思っています。 趣味:B級グルメ。読書(古典とか好きです)。音楽鑑賞。