がんサバイバーの声を聞こう!

8月8日(土)15:3017:00 第1会場

がんサバイバーが自身のがん経験から気づいた社会的課題を語り、多くの人に伝え、課題解決のため社会全体で取り組み 「がん患者を含む国民が、がんを知り、がんと向き合い、がんに負けることのない社会(*1) 」の実現を目指します。
講演者は決まり次第こちらでご紹介します。
*1 厚生労働省「がん対策推進基本計画」(2012年6月)より

【講演タイトル】

大月 佳津代さん 「『どうか、心に蓋をしないでください 』〜栄養士カウンセラーとして~」
岡嶋 哲哉さん 「小児がんを生き抜いた先で〜高校在学中に判明した小児がんと晩期合併症との付き合い」
加賀谷 辰夫さん 「他人事から自分事に、特に地方では〜がんを取り巻く地方ならではの環境」
加藤 瑞希さん 「小児がん経験者が大人になっても生きやすい社会へ」
永坂 かなさん 「大人が、子宮頸がんの正しい知識を知って下さい」
前島 美香さん 「ボランティアで休んではだめですか〜職場環境の理解」
山元 浩昭さん 「創りませんか?『No More びっくり退職』の時代」
山本 真理子さん 「乳がん:わたしらしさを支える、Going Flat (フラットで生きる)という選択肢」
横山 真さん 「出会いと繋がりが与えてくれたもの」
*タイトルは変更になる可能性があります

講演者

大月 佳津代 ( おおつき かつよ )
栄養士カウンセラー/HPV関連中咽頭がんサバイバー

中咽頭がんから生還した私を待っていたのは、サバイバーシップの高い壁でした。 それでも「せっかくがんになったのだから」と捉え直し、これまでの30年にわたる栄養士としての経験と心理学を掛け合わせながら、患者さんの心と身体に寄り添える在り方を模索しています。 最愛の息子に、病さえも力に変え、しなやかに立ち上がる姿を見せるため、「栄養士カウンセラー」として歩み始めます。

岡嶋 哲哉 ( おかじま てつや )
理学療法士 /小児がんサバイバー

千葉県館山市在住です。17歳で下垂体に胚細胞腫が見つかり、2回の手術、抗がん剤・放射線治療を3クール受けました。現在は年に一度の再発の検査と2ヶ月に一度の受診を受け、ホルモン補充療法を行っています。 治療中にできた理学療法士という夢を追いかけ、退院後は専門学校へ進学し資格を取得しました。その後大学院へ進学するも精神的苦痛で退学。 現在は小児がんサバイバーとして啓発活動をしながら、やりたい仕事とできる仕事の狭間で自分に合った働き方がないか模索しています。

加賀谷 辰夫 ( かがたに たつお )
公務員/大腸がんサバイバー

富山県在住62歳。昨年3月に結腸がんの病巣とリンパ節切除後、抗がん剤投与。がんを公表後、がんの正確な知識が知られていないことに気づく。 マスコミと口コミ双方が効果的と考え、マスコミの力をお借りして、ふるさとの魅力や消費生活の講演などでリアルなサバイバーの姿を伝える。がんを知られたくないと考えがちな地方社会と個人を変えたい。 地域に飛び出す公務員、活躍する消費生活アドバイザ-、放送大学生

加藤 瑞希  ( かとう みずき )
小児がん経験者ネットワーク シェイクハンズ!  運営メンバー

新潟県在住。15歳で急性骨髄性白血病となり、抗がん剤治療・骨髄移植をして寛解しました。25歳で甲状腺癌にもなりました。寛解後から20年経った今も、晩期合併症や妊孕性の悩み、お金の問題があります。この“小児がんのつづき”に支援がないのが現状です。このような人に話しにくい悩みの共有や新たな知識を得るために、小児がん経験者が繋がる場所としてシェイクハンズ!を運営しています。

永坂 かな ( ながさか かな )
看護師/子宮頸がんサバイバー

千葉県在住。2024年8月に子宮全摘術を受けた。病気に対する偏見や誤解への恐怖から実名で話すことを避けてきたが、Facebookでは「Betty」の名前で活動している。がんサポ喫茶止まり木や多くのサバイバーとの出会いに支えられ、今年実名で参加したCNJ主催のOver Cancer Together (OCT)がんサバイバースピーキングセミナーで仲間たちが真剣に耳を傾けてくれたことが、人前で語る勇気につながった。子宮頸がんを自分ごととして考え、大人が正しい知識を持つことで社会は変えられると信じている。

前島 美香 ( まえじま みか )
認定こども園 調理師/乳がんサバイバー

14年前に乳がんに罹患し、手術、抗がん剤治療を経験。ピアサポート活動を通じて、自分の辛く、苦しかった経験を話すことにより誰かの心の支えになれることや、生きる勇気に変わることを実感し、現在も病院のがんサロンや小学校での「がん教育外部講師」として活動中。がんサバイバーが、ピアサポート活動で人の心を救えるようにと強く願う。

山元 浩昭 ( やまもと ひろあき )
会社員/すい臓がんサバイバー

すい臓がん(ステージⅢ)。2023年5月にすい臓がんと診断を受け、化学療法で通院治療中。3年超になる。治療と併せてメディアの仕事も続ける。友人が関わった「介護と仕事の両立」の取材経験から、「がんと仕事の両立」を企業社会にもっと普及できないか模索中。最近、ファーストラインの抗がん剤が効かなくなり、セカンドラインへ移行すると主治医から告げられ、やや不安になる。妻と2人のネコに癒される日々。大阪出身なので、笑いと冗談と「悪あがき」という言葉が好きな63歳。

山本 真理子 ( やまもと まりこ )
研究者/乳がんサバイバー

この度、乳がんになってしまいました。具体的には、2025年12月に浸潤性乳管癌と診断され、今年の2月に右側乳房の全切除手術を受けました。左側はマンモグラフィーではカテゴリーIIIで、引き続き経過観察中です。私は「国際人道法」という、“戦時において人間の命・尊厳を守る法”を研究しています。がん当事者になり、命や尊厳について伝えることの重要性を改めて痛感しています。共有(共同)意思決定について考えていきたいです。

横山 真 ( よこやま まこと )
リレー・フォー・ライフ・ジャパン福島 実行委員 /大腸がんサバイバー

福島県郡山市で不動産会社を経営しています。2021年に大腸がんを経験し、手術や抗がん剤治療、再発・再手術を経て現在は経過観察中です。OCT(OverCancerTogether)12期生として学びを深めながら、がんサバイバーの立場で患者支援やがん教育、啓発活動に取り組んでいます。学校でのがん教育や患者会、企業での講演を通じて、がんへの理解促進と患者・家族支援に努めています。

司会者

大友 明子 ( おおとも めいこ )
CNJ認定 乳がん体験者コーディネーター

異時性両側乳がん(左:ステージⅡB/右:ステージⅠ)。 2010年、生まれて初めて受けたがん検診のマンモグラフィーで左乳房、9年目の定期検査(エコー検査)で右乳房にがん罹患。現在は経過観察中。初発罹患後6年間、認定NPO法人キャンサーネットジャパンにて乳がん体験者コーディネーター(BEC)養成講座を担当。2020年6月に退職、現在はフリーで学校や企業でがんの啓発活動を行いながら、乳がん関連のセミナー司会進行、ピアサポーター養成のための講師等を多数担当。 患者支援団体メンタル・スパ代表 認定心理士 メンタルコーチ

久田 邦博 ( ひさだ くにひろ )
しあわせです感謝グループ 代表/プレゼンテーションスキルコーチ

 研修デザイナー&ファンタジスタ、プレゼンテーションスキルコーチ、薬剤師、がん ピアサポーター。慢性骨髄性白血病の薬物治療を22年間継続し副作用もコントロールし 元気に働き続けるサバイバー界のレジェンド。20年前から「患者が求める医療コミュニ ケーション」や「がんになってから楽しく生きるコツ」を国内各地で800回以上講演を 重ねている。当フォーラムでは『しあわせと感謝の魔法使い クニー・ポッター』に度 々扮して活動。がんサバイバーの孤立支援として無料オンラインサロン「がんサポ喫茶 止まり木」を毎週運営し、いのちのパワースポットとの噂が広まっている。がんサバイ バーナビ【クニ坊チャンネル開設】。著書「死ぬまでに読んでおけ」