【一般社団法人 食道がんサバイバーズシェアリングス共催】
アルコール飲料と食道がんリスク

お酒で顔が赤くなる人はがんに注意?!

 00:0000:00 オンデマンド

食道癌は中高年男性に多い疾患で年間約2万5千人の方が罹患する病気です。進行して見つかると負担の大きな手術、放射線、抗がん剤治療などが必要になります。お酒やたばこを嗜む方に多く、中でもお酒をのんですぐ顔が赤くなり、鍛えられて強くなった方が発症しやすいとされています。お酒が好きな方は癌年齢とされる50代になったらまずは内視鏡検診で食道の状態をチェックしましょう。万が一癌ができたとしても早い段階で見つかれば患部だけを内視鏡で切除する治療が普及しています。鼻からの細いカメラで苦痛が少ない検査も今は受けることができます。ぜひ気軽に医療機関を受診してください。

講演者

川田 研郎 ( かわだ けんろう )
東京科学大学病院 光学医療診療部 講師

1971年鹿児島県生まれ 1995年東京医科歯科大学医学部医学科卒業 同年 東京医科歯科大学 第一外科入局 2001年東京医科歯科大学病院食道胃外科 2002年都立駒込病院食道外科 2005年東京医科歯科大学病院食道胃外科医員 2006年同集中治療部助教 2009年同食道一般外科助教 2015年東京医科歯科大学消化管外科学 食道外科講師 2022年同 光学医療診療部講師 2023年 同 臨床栄養部部長 2024年10月東京科学大学病院 臨床栄養部部長 専門:食道癌・頭頸部表在癌の診断と内視鏡治療

司会者

髙木 健二郎 ( たかぎ けんじろう )
一般社団法人食道がんサバイバーズシェアリングス 代表理事

▼会社員▼2012年3月:胸部食道がん/ステージⅢ ▼2012年5月:食道亜全摘胃管再建手術▼2020年7月:会社員と両立して食道がん患者支援団体、一般社団法人食道がんサバイバーズシェアリングス(患者会名:食がんリングス)を設立。▼2021年8月:日本食道学会 広報委員拝命▼2024年4月:国立がん研究センター中央病院臨床研究審査委員拝命▼2024年4月から手話勉強中