【NPO法人日本小児がん研究グループ（JCCG）共催】
小児がんサバイバーの晩期合併症
JCCG大規模観察研究について
00:00−00:00 オンデマンド
日本の小児がん経験者の身体的・心理社会的合併症を初めて大規模に調査した。診断から5年以上生存した約16,000人を対象に調査を行った。約4割は晩期合併症を有していない一方で、約3割は複数の晩期合併症を有していた。頻度の多い晩期合併症は内分泌合併症、神経心理学的合併症、筋骨格系合併症の順であった。
講演者
片岡 伸介 （
かたおか しんすけ ）
名古屋大学医学部附属病院
小児科 助教
2009年名古屋大学医学部卒業。2022年医学博士取得。2019年より2年間厚生労働省健康局がん・疾病対策課に人事交流で出向、主に小児がん関連分野の政策に関わり、小児がん拠点病院等の整備や小児・AYA世代のがん患者等の妊孕性温存療法研究促進事業の企画立案などに従事した。2021年より名古屋大学医学部附属病院小児科に復帰、晩期合併症の大規模調査の事務局を務めている。