胃がん
複雑化/多様化する胃癌治療の最前線
8月3日(日)11:15−12:00 第2会場
胃癌の治療は複雑化/多様化している。局所治療としてのESDは適応が拡大してきた。手術には様々なロボット機器が開発され臨床導入されている。腹腔鏡とロボットのPhase III試験も進行している。局所進行胃癌に対する周術期化学療法のPhase III試験も進行している。Stage IVに対する新規薬剤ゾルベツキシマブも導入された。
講演者

吉川 貴己 (
よしかわ たかき )
国立がん研究センター中央病院
胃外科 科長
1989年横浜市立大学医学部卒業。1993年スウェーデン国ヨーテボリ大学外科代謝研究室研究員。1995年横浜市立大学大学院医学研究科卒業。2001年同附属病院第一外科助手。2012年神奈川県立がんセンター消化器外科部長。2018年より国立がん研究センター中央病院胃外科 科長。2025年より横浜市立大学消化管外科教授兼任/消化器病センター部長兼任。JCOG胃がんグループ代表
司会者

小西 敏郎 (
こにし としろう )
東京医療保健大学
名誉教授 / NPO法人キャンサーネットジャパン 理事
1972年東京大学医学部卒業。66歳まで胃癌や食道癌・大腸癌などの消化器癌の手術治療を主にする外科医でした。趣味は内緒(ナイスショットと呼びます)。自身が59歳で胃がんの内視鏡治療を、63歳で前立腺がんの手術を受けた。いずれも非常に早期で発見でき完治したのも毎年定期的に検診を受けていたおかげ。いまも毎年検診をうけている。