がんゲノム:新たな診断・治療標的の発見

8月3日(日)15:3016:30 第1会場

間野博行先生の講演概要
演題:「がんゲノム解析によって医療はどう変わり、薬剤開発はいかに変化するか?」
がんゲノム研究が進み、がんの原因となる遺伝子変異とそれに対応した阻害薬が次々と開発され、日本では保険診療下でのがんゲノム医療がスタートした。さらに近年ではゲノム情報と周辺技術と組み合わせることで、薬剤の開発自体も様変わりしつつある。本セッションでは近未来の薬剤開発も議論したい。

山田五郎氏の講演概要
準備中です。

講演者

間野 博行 ( まの ひろゆき )
国立研究開発法人国立がん研究センター 理事長・研究所長

1959年岡山県生まれ。1984年に東京大学医学部医学科を卒業後、同学部第三内科入局。米国セントジュード小児研究病院留学の後、東京大学医学部第三内科助手、自治医科大学分子生物学講座講師、同大学ゲノム機能研究部教授、東京大学大学院医学系研究科細胞情報学分野教授等を経て、2016年より国立がん研究センター研究所長、2018年から2023年にがんゲノム情報管理センター長として日本のがんゲノム医療体制構築に従事。
2025年より国立がん研究センター理事長・総長。日本学士院会員。EML4-ALKがん遺伝子等の発見で紫綬褒章、日本学士院賞、慶應医学賞、Leopold Griffuel Award(仏国)等を受賞。

山田 五郎 ( やまだ ごろう )
評論家

1958年 東京都生まれ。上智大学文学部在学中にオーストリア・ザルツブルク大学に1年間遊学し西洋美術史を学ぶ。
卒業後、㈱講談社に入社『Hot-Dog PRESS』編集長、総合編纂局担当部長等を経てフリーに。現在は時計、西洋美術、街づくりなど、幅広い分野で講演や執筆活動を続けている。
著書『機械式時計大全』(講談社)、『世界一やばい西洋絵画の見方入門1~3』(宝島社)
TV『出没!アド街ック天国』(テレビ東京)
ラジオ『山田五郎と中川翔子のリミックスZ』(JFN)他レギュラー出演中。

司会者

橋本 佐与子 ( はしもと さよこ )
MBS毎日放送 報道情報局

報道局記者を経て2000年から夕方ニュース番組「VOICE」キャスター(07年まで) 2011年「がんキャンペーン Jump Over Cancer」を立ち上げ、検診の呼びかけや医療セミナー等を企画。
映像シリーズ「がんとお金」「がんとネット」「がんとゲノム」などドキュメンタリー番組多数制作。2023年から「映像」プロデューサー。
11月16日(日)「ちゃやまちキャンサーフォーラム」を開催予定。