大腸がん

大腸がんを正しく知る〜ガイドライン改訂と新たな選択肢〜

8月2日(土)14:1515:00 第2会場

大腸がんの治療は日々進歩しており、バイオマーカーや遺伝子検査を活用した個別化医療や、直腸がんに対する集学的治療の発展が注目されています。本講演では、最新の治療ガイドラインに基づく標準治療に加え、今後実用化が期待される新たな薬剤や治療の展望についてご紹介します。

講演者

篠崎 英司 ( しのざき えいじ )
がん研究会有明病院   消化器センター 消化器化学療法科

1996年筑波大学卒業、2006年医学博士取得。2003年よりがん研究会にて化学療法の研鑽を積み、2021年より消化器化学療法科副部長。主に大腸癌の診療に従事し、臨床研究に加え、3D培養モデルを用いた個別化医療の実現に向けた基礎研究などにも取り組んでいる。大腸癌治療ガイドライン作成委員(薬物療法担当)、小児・AYA世代のがん患者における妊孕性温存ガイドライン改訂WG委員。ブルーリボン活動に賛同し、アンバサダーとして啓発にも携わっている。

司会者

中井 美穂 ( なかい みほ )
アナウンサー/キャンサーネットジャパン理事

87年日本大学芸術学部を卒業後、フジテレビに入社。アナウンサーとして「プロ野球ニュース」「平成教育委員会」など多くの番組に出演し人気をあつめる。95年フジテレビ退社。97年から22年まで「世界陸上」(TBS)のメインキャスターを務める。現在はTV番組の出演のほか、イベントの司会、演劇のコラム、動画配信番組、クラッシックコンサートのナビゲーター、朗読など幅広く活躍している。 2011 年より NPO 法人キャンサーネットジャパンの活動に協力、2018年理事に就任。がん啓発のイベント・市民公開講座の司会などの活動もしている。2020 年 6 月より新国立劇場の理事を務めている。読売演劇大賞選考委員