がんサバイバーの声を聞こう!

8月2日(土)14:4516:30 第1会場

講演者

大島 直也 ( おおしま なおや )
肺がんサバイバー

愛知県名古屋市の大島直也、39歳です。一昨年頭から咳や咽せが出始め、5ヶ月程で徐々に悪化していきました。声も枯れ始め、一昨年8月に肺がんと診断、脳・リンパ節・両肺・小腸・大腸・副腎に転移が見つかり、ステージⅣの宣告を受けました。手術や放射線治療不適応の為、遺伝子パネル検査を行えることとなりました。そこで対象の遺伝子変異が見つかった為、分子標的薬の適応となり、治療が開始となりました。現在も治療中です。

加藤 めぐみ ( かとう めぐみ )
乳がんサバイバー

2015年乳がん罹患後リンパ浮腫を発症し、リンパ管細静脈吻合術3回経験。 リンパ浮腫患者の情報不足からの孤独、医療診療の制度の壁を痛感し、オンラインサロン「リンパ浮腫カフェ あんど」を立ち上げ、2024年から名古屋市守山図書館と協働し「もりやまリンパ浮腫カフェ とりぃーと」を運営している。 リンパ浮腫患者の困りごとを広く世に理解していただき、地域連携のモデルケースとして 全国的に広げたい。ひとりの声から、社会は変えられると本気で信じています。

国井 慎司 ( くにい しんじ )
前立腺がんサバイバー

2016年に前立腺がんに罹患し、全摘後、現在経過観察中。約40年間、主に外資系製薬会社に勤務し、抗がん剤及び難病治療薬領域において新薬の上市や治療法の啓発に取り組む。昨年リタイアし長年住んだ東京から故郷の札幌に活動拠点を移し、現役時代の経験をもとにがん患者さん支援の活動をしたいと願い、この度新しく『男性のためのがん患者会 FACE(フェイス)』を設立。北海道がん患者連絡会所属(がん教育外部講師)、前立腺がん患者会PSA北海道札幌支部長、癌治療学会認定がん医療ネットワークナビゲーター。趣味は旅行、ヨガ、食べ歩きなど。

門廻 充侍 ( せと しゅうじ )
小児がんサバイバー

皆さん,はじめまして.私は10歳で小児がん(横紋筋肉腫)が見つかり,7ヶ月間の入院生活で,(大量)化学療法,自家移植を経験しました.年齢を重ねるにつれ,がん経験者である自分自身と距離を置いた時期もありました.退院から15年経過後,トビタテ!留学JAPANとの出会いにより,病気の経験を見つめ直す機会に恵まれ,経験者活動を開始しました.自分よりも若い世代の子どもたち/ご家族に,何か還元できるよう,これからも経験者活動をマイペースに持続していきます.

高階 敦子 ( たかしな あつこ )
卵巣がん・子宮体がん サバイバー

大阪府在住 2022年、子宮体がん・卵巣がん罹患。同年7月手術、8~12月化学療法全6回実施。 現在、がんについては4か月に1回の経過観察中。治療の副作用の更年期(卵巣欠落)症状とリンパ浮腫と闘病中。 抗がん剤治療途中からの休職、治療終了後に復職・転職を経験し、自身のがん経験の発信・治療と仕事の両立支援の周知に取り組んでいる。 令和4年度両立支援コーディネーター基礎研修修了 がん教育外部講師のためのeラーニング(改訂版)~患者・家族編~、~医療従事者編~修了

高橋 明子 ( たかはし あきこ )
乳がんサバイバー

栃木県栃木市在住です。2024年左乳がんに罹患し、11月左乳房全摘術を受けました。術後の病理診断でステージ2Aとなり、ホルモン療法を行っています。地元の勉強会でがん体験を講演。ピンクリボン活動を積極的に行っています。趣味でマラソンをしており、大会スタッフ参加の時や、自分が大会出場時はピンクリボンを常に着けて啓発活動を行っています。がん治療もマラソンも笑顔で元気に走り続けるがんサバイバーランナーです。

高橋 恵未 ( たかはし めぐみ )
乳がんサバイバー

乳がんの術後抗がん剤治療を終えた直後の2022年7月、同じようにがんと向き合う人たちが安心して語り合える場をつくりたいという思いから、乳がん患者交流会「蓮の花の会」を立ち上げました。現在は、栃木県内2か所のお寺で定期的に茶話会を開催しています。 また、宇都宮のコミュニティFM「ミヤラジ」では、がんピアサポート番組『スマイルフラミンゴ』(第1・3木曜15時〜)のパーソナリティーとして、がんに関する情報や想いを“声”で届けています。 さらに2024年には、「みんなで知ろうがんのこと栃木」を立ち上げ、~知る・つながる・支え合う~をキーワードに啓発イベントを企画。がんになっても安心して暮らせる地域社会を目指し、行政や県内外の支援団体、有志らと連携しながら活動を広げています。

蔦井 進 ( つたい すすむ )
甲状腺がんサバイバー

私は甲状腺がんを宣告されてから7年が経ちました。 治療の過程で声帯を摘出しましたが、AI音声を活用し講演活動を続けています。 AI技術の進化により、声帯摘出の手術前なら、自分の声を記録して残すことができます。 それをAI音声として再現することで、アイデンティティを守ることが可能になりました。 この事実を広め、同じ病気と向き合う人々に「勇気と希望を届けたい」という思いで活動しています。

宮田 和幸 ( みやた かずゆき )
大腸がんサバイバー

5年前に電機メーカーを定年退職し、現在はキャンサードライブというがん患者向けのドライブサービスを任意団体(実態は個人)で行っています。 私自身は大腸がん、妻は大腸がんと乳がんのサバイバーですが、お陰様でふたりとも元気に過ごしています。これからもがん仲間のために出来ることを、小さな活動ですが少しずつ進めて行きたいと考えています。

山﨑 朋恵 ( やまざき ともえ )
乳がんサバイバー

2020年末に両側乳がんが発覚。その後全摘、再建、再発、放射線治療(後遺症で手術&リハビリ)一時休薬中ですが、ホルモン治療も行っておりました。 仕事面では 治療と平行して休職、復職、転職活動、内定後に再発。昨年末には直上司よりがんハラスメントを受け、然るべき対応をしました。現在も治療と仕事の両立に努めております。 プライベートでは がん発覚後にその原因で婚約破棄という痛い経験をしましたが、今年遂に別の方と結婚。写真の通り両側全摘でもデコルテに自信が持てます。 がんでも人生を諦めないをビジョンとし、特にライフステージ関連でお悩みの患者や家族の方々を励ませる存在になれるよう努めて参ります。

司会者

大友 明子 ( おおとも めいこ )
CNJ認定 乳がん体験者コーディネーター

異時性両側乳がん(左:ステージⅡB/右:ステージⅠ)。 2010年、生まれて初めて受けたがん検診のマンモグラフィーで左乳房、9年目の定期検査(エコー検査)で右乳房にがん罹患。現在は経過観察中。初発罹患後6年間、認定NPO法人キャンサーネットジャパンにて乳がん体験者コーディネーター(BEC)養成講座を担当。2020年6月に退職、現在はフリーで学校や企業でがんの啓発活動を行いながら、乳がん関連のセミナー司会進行、ピアサポーター養成のための講師等を多数担当。 患者支援団体メンタル・スパ代表 認定心理士 メンタルコーチ

久田 邦博 ( ひさだ くにひろ )
しあわせです感謝グループ 代表/プレゼンテーションスキルコーチ

 研修デザイナー&ファンタジスタ、プレゼンテーションスキルコーチ、薬剤師、がん ピアサポーター。慢性骨髄性白血病の薬物治療を22年間継続し副作用もコントロールし 元気に働き続けるサバイバー界のレジェンド。20年前から「患者が求める医療コミュニ ケーション」や「がんになってから楽しく生きるコツ」を国内各地で800回以上講演を 重ねている。当フォーラムでは『しあわせと感謝の魔法使い クニー・ポッター』に度 々扮して活動。がんサバイバーの孤立支援として無料オンラインサロン「がんサポ喫茶 止まり木」を毎週運営し、いのちのパワースポットとの噂が広まっている。がんサバイ バーナビ【クニ坊チャンネル開設】。著書「死ぬまでに読んでおけ」