すい臓がん
◆診断も治療も進歩しています!分かり易く説明します。
ご講演:浜本 康夫先生
ドキッとする難しい病気ですが、最近の内科的治療は進化しています。抗がん剤にもいろんな“タイプ”があり、上手につきあう方法もあります。ちょっと怖いイメージのある治療ですが易しくご紹介します。ご本人もご家族も肩の力を抜いてお越しください。
◆こんなに進歩した膵臓がんの外科治療
ご講演:伴 大輔先生
膵臓がんの手術というとどんなイメージがありますか?とっても厳しい?体力がないと受けられない?もしかして、命がけの手術?そこまでではないにしても、良いイメージはないかもしれません。たしかに、膵臓がんの悪性度は高く、切除だけで治ると言えないくらい手強い相手です。ですが、手術だけでなく腫瘍内科と協力して、どんどん治療成績も向上し、手術の負担もずいぶん軽減できるようになってきました。
講演者

最近、すこしずつ社会的に認知されるようになった「腫瘍内科医」です。現在は大学病院で臨床・教育・研究に励んでおります。がん治療で重要なのは正しい知識で、病気を恐れず向き合っていくことです。極端な方法ではなく正確に適切に冷静に対処することです。私自身も常に現場感覚や患者さんの心情を忘れないように日々精進していきたいと思っています。 趣味:B級グルメ。読書。音楽鑑賞。

肝胆膵外科医です。膵がん、肝がん、胆道がんの切除を専門にしています。腹腔鏡手術やロボット手術などの低侵襲手術に取り組んできました。そもそも負担の大きい肝胆膵外科手術を低侵襲に行う事は、患者さんにとって大きな意味があり、がん治療としても重要な事だと考えています。一方で、進行がんに対する高難度手術にも積極的に行ってきました。 外科治療は「上手に」行うと、一時は患者さん負担があっても、全体としてみれば有効で、低侵襲で、QOLが保たれると思っています。「上手さ」は技術だけでなく、タイミングだったり、様々な治療の組み合わせ立ったりします。それを追求しています。