がんと情報
8月2日(土)10:30−12:00 第1会場
SNSで広がるがんのデマとフェイクニュース - 三上 洋
2024年の年末に肺がん・腎臓がんがわかり、手術・放射線治療を受けて現在治療を続けています。おかげさまで順調にがんが消えつつありますが、その中でネット検索やSNSで多数のがんに関する間違った情報やデマがあること、友人などから問題のある保険外の治療法を勧められるといった実体験をしています。なぜこれらの情報が広まるのか、SNSやネット検索のアルゴリズムとデマなどが広まるしくみをまとめます。
医療者の立場から 正しいがん医療情報の見極め方(仮題) - 後藤 悌
講演者

三上 洋 (
みかみ よう )
IT ジャーナリスト
セキュリティ、SNS、ネットトラブル、生成AIを専門とするITジャーナリスト。テレビ・ラジオで一般向け解説を行うほか、文教大学情報学部でSNSなどの非常勤講師を務めている。著書「深掘り!IT時事ニュース」ほか

後藤 悌 (
ごとう やすし )
国立がん研究センター中央病院
呼吸器内科 科長
2003年、東京大学医学部卒業。都内で研修後、2006年から国立がんセンター中央病院内科に勤務し、2010年より東京大学医学部呼吸器内科。2014年11月より現職。 肺がんに対し呼吸器学および腫瘍学の観点から治療に取り組む傍ら、医療の効率化や適切な情報提供の方法に関心をもち活動中。
司会者

中井 美穂 (
なかい みほ )