肝臓がん

肝細胞がんの薬物療法の進歩

オンデマンド配信00:0000:00 第3会場

肝細胞癌の薬物療法はソラフェニブ、レンバチニブなどの分子標的治療薬に代わり、アテゾリズマブ+ベバシズマブやデュルバルマブ+トレメリムマブといった免疫療法が主流となった。最近、イピリムマブ+ニボルマブも良好な結果が示され、標準治療の一つとして期待されている。肝細胞癌の薬物療法の開発が活発に行われている。

講演者

池田 公史 ( いけだ まさふみ )
国立がん研究センター東病院 肝胆膵内科 科長

熊本大学卒業後、国立がんセンター中央病院でレジデント、チーフレジデント、スタッフを経て、2008年より、国立がん研究センター東病院にて、肝胆膵がんの薬物療法の日常診療に加え、臨床試験や治験などの開発にも積極的に取り組んでいます。また、肝胆膵領域の悪性腫瘍の様々なガイドライン委員や各種抗がん剤の適正使用委員も担当しています。東病院では、サポーティブケアセンター長も兼務しています。