【一般社団法人日本小児血液・がん学会共催】
乳児白血病治療のあゆみと今後の展開

難治性乳児白血病の治療成績の向上のために

オンデマンド配信00:0000:00 第3会場

乳児急性リンパ性白血病は、稀少難治な疾患でその治療成績は発展途上です。さらに、乳児期の侵襲的な治療による重篤な晩期合併症も課題です。本講演では、乳児白血病の治療成績の向上を目指したこれまでの歩みと今後の治療戦略について、また、このような希少疾患の治療開発のためにできることをお伝えしたいと思います。

講演者

宮村 能子 ( みやむら たかこ )
大阪大学大学院医学系研究科小児科学 講師

1996年岡山大学卒業。小児がんの臨床、研究に一貫して携わっています。近年の先進医療の進歩に伴い、白血病を含む小児がんの治療成績は著しく改善していますが、治療に難渋する疾患も多く、その治療開発に尽力したいと思っています。日本小児がん研究グループ(JCCG)における乳児白血病の臨床試験MLL-17研究代表者・次期国際共同研究Intefant-21国内研究代表者。