【慶應義塾大学病院共催】
がんの親をもつ子供の語り 動画

大人のあなたが考えること

8月5日(土)14:1515:00 第1会場

浜本 康夫(慶應義塾大学病院 腫瘍センター 副センター長・ 准教授)
若い世代の、がん患者さんには特有の悩み事があります。家族、とくにお子さんに病気のことをどのように伝えるか?私たちの経験をふまえて皆さんと共有できれば幸いです。

伏見 幸弘(慶應義塾大学病院 看護部 チャイルドライフスペシャリスト兼看護師)
親であるがん患者さんにとって、今まで通りに親役割を遂行できない葛藤は強く、病気や治療を子どもに告知することにためらいや申し訳なさを感じていることが多いです。一方で、子どもは十分な情報提供がされないことで誤解や必要以上の不安を抱えています。今回は、親子の関係性を尊重しながら、病気や治療に関するコミュニケーションの橋渡しをする医療者の関わりについてお話いたします。

井上 雅代(慶應義塾大学 総合政策学部 学生)
本講演では、「未成年の子どもが親のがん罹患・闘病・死を経験するとはどういうことなのか」… その体験や想いについて、遺児の立場からお話しさせていただきます。今回の講演を通じて、がんの親をもつ子どもの気持ちや生活、必要としている支援について知っていただけますと幸いです。

講演者

浜本 康夫 ( はまもと やすお )
慶應義塾大学病院 腫瘍センター 副センター長・ 准教授

最近、すこしずつ社会的に認知されるようになった「腫瘍内科医」です。現在は大学病院で臨床・教育・研究に励んでおります。がん治療で重要なのは正しい知識で、病気を恐れず向き合っていくことです。極端な方法ではなく正確に適切に冷静に対処することです。私自身も常に現場感覚や患者さんの心情を忘れないように日々精進していきたいと思っています。 趣味:B級グルメ。読書。音楽鑑賞。

伏見 幸弘 ( ふしみ ゆきひろ )
慶應義塾大学病院 看護部 チャイルドライフスペシャリスト兼看護師

慶應義塾大学看護医療学部を卒業後、脳神経外科、血液内科病棟で勤務。子どものいる親のがん患者への介入に問題意識をもち、単身渡米し、チャイルドライフスペシャリストの資格を取得後に帰国。現在は、院内の多職種により構成されたがんの親と子どもを支援するチーム「通称:SKiP KEIO(Supporting Kids of Parents with Cancer)」のコアメンバーとしても院内を横断的に活動し、病院に来る子どもと家族を包括的にサポートしています。趣味はバスケットボール。

井上 雅代 ( いのうえ まさよ )
慶應義塾大学 総合政策学部 学生

8歳の時に母親が乳がん罹患。思春期真っ只中の15歳で死別を経験。その後、「同じ境遇の子どもたちの力になりたい」という想いから、医療機関やがんに関する各種イベントでの活動をはじめる。大学では、ヘルスコミュニケーション学を専攻し、がんの親をもつ子どもの現実受容や悲嘆に関する研究を進めております。最近の趣味は、スーパーの鮮魚売場巡りと蛍光色のお洋服を集めることです。

司会者

石井 有紀 ( いしい ゆき )
慶應義塾大学病院 看護部

婦人科、消化器内科、血液内科病棟を経て、腫瘍・免疫統括医療センターに所属しています。院内の多職種により構成されたがんの親と子どもを支援するチーム「通称:SKiP KEIO(Supporting Kids of Parents with Cancer)」、AYA支援チームのメンバーです。日々患者さんやその家族との対話を大切にしたいと思っております。最近、健康管理のために始めたスイミングを頑張っています。