乳がん治療の最新情報2022 動画

2022年の新しい知見や薬剤の適応拡大に関する情報

8月7日(日)11:1512:00 第1会場

乳がん医療の進歩は著しいものがあります。2022年は日本乳癌学会診療ガイドラインの改定、臨床試験の結果に基づくこれからの治療を変える新知見や新薬の適応拡大などがあります。ゲノム医療のデータや経験も蓄積されて行っています。治療の個別化を目指したDe-escalation(治療効果を損なうことなく副作用の軽減のために治療を縮小)も進んでいます。

講演者

大野 真司 ( おおの しんじ )
公益財団法人 がん研究会 有明病院 副院長 乳腺センター長

昭和59年九州大学卒業。九州大学医学部附属病院、米国テキサス大学腫瘍内科(リサーチフェロー)、国立病院機構九州がんセンターなどを経て、平成27年から現職。チーム医療や臨床試験、乳がん啓発活動、国際ガイドライン作成など乳がん医療に取り組んでいます。

司会者

大友 明子 ( おおとも めいこ )
CNJ認定 乳がん体験者コーディネーター

2010年、初めて受けたがん検診のマンモグラフィーで左乳房にがんが見つかり、手術・抗がん剤治療・ホルモン療法を実施。9年目の定期検査(エコー検査)で反対側の乳房にもがんが見つかる。手術後、抗がん剤治療・放射線治療を受け、現在は経過観察中。 罹患後6年間は、認定NPO法人キャンサーネットジャパンにて乳がん体験者コーディネーター(BEC)養成講座・男性乳がんを担当。2020年6月に退職し、現在はフリーで学校や企業でがんの啓発活動を行いながら、乳がん関連のセミナー司会進行、ピアサポーター養成のための講師等を多数担当。 夫と娘2人(大学生 ・高校生)の家族4人暮らし。