がんと認知バイアス

〜行動科学を使ったがん患者さんの体験向上を目指して〜

8月22日(日)16:0017:00 第3会場

医療従事者・患者さんとの間に起こるコミュニケーションとその中の認知バイアスをテーマに、行動科学の視点から、どうすればがん患者さんの治療中の体験の質を向上できるか、特に患者さん視点にフォーカスして行動変容や行動経済学を専門とされている日本・USのアカデミアの方にお話し頂く。

講演者

平井 啓 ( ひらい けい )
大阪大学大学院人間科学研究科  准教授

972年山口県生まれ。1997年大阪大学大学院人間科学研究科博士前期課程修了。専門分野は、健康心理学、行動医学、行動経済学、サイコオンコロジー。 1997年大阪大学人間科学部助手に採用されて以降、サイコオンコロジーの研究ならびに実践を行う。2018年に編著「医療現場の行動経済学」を出版し、がん医療以外のも含め医療分野での意思決定と行動変容に関するさまざまなプロジェクトに参画している。

一宮 恵 ( いちみや めぐみ )
ジョンズ・ホプキンス公衆衛生大学院 研究員

米国にて、健康に関わる行動変容理論やデジタル技術の応用について研究。ジョンズ・ホプキンスがん研究センターでは、患者の診断から予後の人生設計までを支援するサバイバーシップ事業に従事。戦略コンサルタントとして医療政策や事業戦略策定に従事した経験から、ビジネスや政策へのエビデンス応用を軸に活動。 厚生労働省 ビッグデータ解析による行動変容および感染発生動向の可視化に関する専門家会議メンバー。ケイスリー株式会社 行動科学顧問。みんパピ!みんなで知ろうHPVプロジェクト 理事。

谷島 雄一郎 ( やじま ゆういちろう )
ダカラコソクリエイト 発起人・世話人

1977年生まれ。大阪ガス株式会社に勤務。2012年、長女の誕生とほぼ同時に、食道に希少がん(GIST )が見つかる。当時34歳。以来、様々な治療と再発・転移を繰り返しながら防戦中。15年「がん経験を新しい価値に変えて社会に活かす」をテーマにしたプロジェクト「ダカラコソクリエイト」を始動。(https://dakarakosocreate.com/)がん経験者ダカラコソできることを、業種・分野の枠を超えてデザインすべく活動している。19年には、がんをカジュアルに話せる社会実験Cafe&Bar「カラクリLab.」を大阪梅田にオープンした。(https://lab.dakarakosocreate.com/)

司会者

福田 恭子 ( ふくだ きょうこ )
株式会社電通・LAVENDER RING

大学時代は行動経済学を専攻しており、戦略コンサルを経て現在は電通のグローバル・ビジネス・センターにて、Business Designerとしてグローバルブランディング・コミュニケーションプランニング・新規事業支援等に従事。がんになっても笑顔で暮らせる社会の実現を目指すボランティア団LAVENDER RINGにて子宮頸がん予防啓発のための高校生アイデアフェスを企画・立ち上げしている。