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肝臓がん(〜14:45)動画

肝臓がんの手術治療と薬物療法

8月22日(日)14:0014:45 第3会場

【原発性肝臓がんと転移性肝臓がんに対する手術治療】
肝臓がんには肝に最初にできる原発性肝がんと他の臓器のがんが肝に転移してできる転移性肝がんがあります。原発性肝がんに対しては、肝機能と進行度に応じた治療選択が、また転移性肝がんに対しては転移する元の臓器のがんの治療の延長線上に肝がんの治療があります。しかし、どちらも治癒に至る可能性が比較的高い治療が、肝臓の手術治療です。過去には肝臓の手術は出血量が多く合併症や死亡率も高い危険な手術でしたが、手術方法、器具、管理方法が進歩し比較的安全に手術ができるようになりました。一方で肝臓がんの手術後の再発率、がんによる死亡率は依然高いままです。近年、抗癌剤の発展とともに、抗癌剤で肝臓がんを制御した後の手術治療の成績も報告されています。原発、転移それぞれの肝臓がんの手術治療と進行がんに対する抗癌剤などを組み合わせた手術治療の可能性についてお話させて頂きます。

【肝細胞がんの薬物療法】肝細胞癌の薬物療法は、アテゾリズマブ+ベバシズマブ、ソラフェニブ、レンバチニブ、レゴラフェニブ、ラムシルマブ、カボザンチニブと6種類のレジメンが使用可能となっており、非常に複雑になっています。薬剤の特徴を十分に理解した上での治療選択が必要になります。

講演者

竹村 信行 ( たけむら のぶゆき )
国立国際医療研究センター病院 肝胆膵外科 医長・診療科長

1999年京都府立医科大学医学部卒業、同附属病院研修医、近江八幡市民病院、埼玉医大総合医療センターを経て2003年より東京大学肝胆膵・人工臓器移植外科所属。途中三井記念病院外科、がん研有明病院肝胆膵外科を経て東京大学肝胆膵・人工臓器移植外科助教・医局長。2013年JR東京総合病院消化器外科主任医長、2017年より現職。専門は肝がん、膵がん、胆道がんの外科治療、稀少がん肝転移外科治療ならびに腹壁・鼠経ヘルニア外科治療。肝癌診療ガイドライン2017年版、2021年版改訂委員。日本肝胆膵外科学会、日本肝臓学会東部会評議員。剣道六段。

池田 公史 ( いけだ まさふみ )
国立がん研究センター東病院  肝胆膵内科 科長

熊本大学卒業後、熊本での研修を終え、国立がんセンター中央病院へ。レジデント、チーフレジデント、スタッフを経て、2008年より、国立がん研究センター東病院にて、肝胆膵がんの薬物療法の開発に取り組んでいます。 肝胆膵領域の悪性腫瘍の様々なガイドライン委員や各種抗がん剤の適正使用委員も兼務しています。