クロージング〜コロナ禍の”正しい医療情報の入手”について考える(〜18:00)動画

8月22日(日)17:1518:00 第1会場

続くコロナ禍の中、がんの情報収集もネットで行われがちですが、ここ数年でネット上でのがん情報の扱われ方は大きく変わりました。これまで通りでは探しづらい情報や、注意が必要な落とし穴も増えています。
このセッションでは、ネット上のがん情報の現状と、いま注意したい正しい情報の見分け方などを考えます。

講演者

辻 正浩 ( つじ まさひろ )
株式会社so.la

1974年北海道生まれ。検索エンジンの専門家。日本のSEOの第一人者として、Webマスターと検索ユーザー、検索エンジンの三者が利益を受けるSEOを信条に活動している。医療・健康関連のWeb検索を通して誤った情報が拡散することを大きな問題と考え、検索結果を監視し続け様々な問題提起を行っている。

北澤 京子 ( きたざわ きょうこ )
医療ジャーナリスト / 京都薬科大学 客員教授

1994~2014年日経BP社勤務。現在はフリー。著書に『患者のための医療情報収集ガイド』(ちくま新書)、『社会・医療と薬学』(京都廣川書店)、訳書に『病気の「数字」のウソを見抜く』(日経BP)、『過剰診断』(筑摩書房)など。

司会者

後藤 悌 ( ごとう やすし )
国立がん研究センター中央病院 呼吸器内科 外来医長 NPO法人キャンサーネットジャパン 理事

2003年、東京大学医学部卒業。都内で研修後、2006年から国立がんセンター中央病院内科に勤務し、2010年より東京大学医学部呼吸器内科。2014年11月より現職。 希少がんセンター・がんゲノム情報管理センター情報統合室併任。肺がんに対し呼吸器学および腫瘍学の観点から治療に取り組む傍ら、医療の情報の質や伝達方法に関心をもち活動中。