グリーフケア(〜13:15)動画

がんと喪失を考える~グリーフケアの視点から~

8月22日(日)12:3013:15 第1会場

死に直面すること、大切な誰かをなくすこと、身体の健康を失うこと…喪失の経験にどう向き合ったらよいのでしょうか。悲しい、怒りを感じる、つらい、何も感じられない、どんな感情を抱くことも自然です。
また、医療従事者として支えになりたいとき、どういったことが必要なのかも一緒に考えます。

講演者

尾角 光美 ( おかく てるみ )
一般社団法人リヴオン 代表理事

一般社団法人リヴオン 代表。国際比較社会政策学修士。バース大学大学院社会政策学博士課程に在籍。19歳で母を自殺により亡くし、2006年から全国の自治体、寺院、学校などで講演に呼ばれ、2009年リヴオンを立ち上げ、母の日プロジェクト、遺児支援、僧侶のための連続講座、いのちの学校など活動を広げてきた。「グリーフケアが当たり前にある社会の実現」を目指し活動している。近著に『なくしたものとつながる生き方』(サンマーク出版) )共著『自殺をケアするということ』(ミネルヴァ出版)

岩瀬 哲 ( いわせ さとる )
NPO法人キャンサーネットジャパン 理事長 埼玉医科大学病院 緩和医療科 教授

1994年埼玉医科大学卒業。埼玉医大総合医療センター第一外科、東大病院緩和ケア診療部、東大医科研病院緩和医療科を経て、2017年10月より現職。緩和医療学、地域医療学が専門。元ボクサー。座右の書は「葉隠聞書」。 JAZZはダラー・ブラントの「アフリカン・ピアノ」。リチャード・ドーキンスの「利己的な遺伝子」に影響を受け「進化医学」も標榜している。2018年4月より埼玉医大病院救急科兼担教授となり、2025年問題に取り組んでいる。

司会者

中井 美穂 ( なかい みほ )
NPO法人キャンサーネットジャパン 理事 フリーアナウンサー

1987年日本大学芸術学部を卒業後、フジテレビに入社。アナウンサーとして活躍し、「プロ野球ニュース」「平成教育委員会」など多くの番組に出演し人気をあつめる。 1995年フジテレビ退社。1997年から「世界陸上」(TBS)のメインキャスターを務める他、「タカラヅカ・カフェブレイク」(TOKYO MXテレビ)、「スジナシBLITZシアター」(TBS)などにレギュラー出演。 その他、イベントの司会、演劇コラムやクラシックコンサートのナビゲーター・朗読など幅広く活躍している。2013年より読売演劇大賞選考委員を務めている。 2002年腹膜炎を患ったことをきっかけにキャンサーネットジャパンに賛同し、ブルーリボンキャラバンなどのがん啓発のイベント・学会の司会、コーディネーターなどの活動をし、現在に至る。