(〜11:45)">

【日本がん免疫学会共催】
がん免疫療法の新展開:研究から臨床の現場まで(〜11:45)

8月21日(土)11:0011:45 第2会場

近年、免疫チェックポイント阻害薬などのがん免疫療法は飛躍的な発展を遂げ、すでに各種がんで承認されています。しかし、まだ発展途上であり、基礎研究から臨床試験まで、世界中で免疫療法の開発が進められています。より治療効果の高い免疫療法の開発に向けて、基礎的な観点から、現状と今後の展望につき紹介したいと思います。

より効果的ながん免疫療法の開発を目指して
河上 裕

PD1/PD-L1阻害基軸の複合がん免疫療法、免疫原性のないがん(血液腫瘍も含む)に対する新規抗体療法やCARTなどの、理論的な背景を簡単にご紹介できればと思います。

臨床開発が進むがん免疫療法 〜現状と今後の展望〜
北野 滋久

現在、さまざまな進行がんに対して、免疫チェックポイント阻害剤を含む治療法が実地臨床用いられるようになりました。ますます期待がかかるがん免疫療法の開発状況について概説します。

講演者

河上 裕 ( かわかみ ゆたか )
国際医療福祉大学 医学部長 免疫学教授

1980年慶應義塾大学医学部卒、同大血液感染リウマチ内科、1985-97年米国南フロリダ大、カリフォルニア工科大、NIH国立がん研究所でがん免疫の研究(がん抗原の発見と免疫療法の開発)、1997年慶應義塾大医学部先端医科学研究所教授、2005年同所長、2015-17年同大医学研究科委員長、2015-21年日本がん免疫学会理事長、2019年国際医療福祉大 医学部長 免疫学教授、慶應義塾大学名誉教授、研究テーマはがん免疫病態の個人差の解明と制御法の開発

北野 滋久 ( きたの しげひさ )
がん研究会有明病院 先端医療開発センター 副センター長 がん免疫治療開発部 部長

1998年三重大学医学部卒業、同大学内科学第二講座入局。2001年三重大学大学院医学系研究科に入学、同大学附属病院第二内科にて造血器腫瘍と固形腫瘍の診療および新規がん免疫療法の臨床試験や患者免疫応答解析の研究に携わる。2005年三重大学大学院医学系研究科遺伝子免疫細胞治療学助手、2008年三重大学大学院医学系研究科血液・腫瘍内科助教。2009年米国ニューヨーク市Memorial Sloan-Kettering Cancer Center, Ludwig Center for Cancer Immunotherapy(Drs. Jedd Wolchock and James Allison)Visiting Investigatorとして主に免疫チェックポイント阻害剤(抗CTLA-4抗体療法、抗PD-1抗体療法)の新規がん免疫療法の開発、臨床試験登録患者の免疫応答解析研究に携わる。2013年3月より国立がん研究センター中央病院先端医療科にて新規がん免疫療法をはじめ各種新規薬物療法の早期臨床開発に携わる。2019年11月より現職にて新規がん免疫療法をはじめ各種新規薬物療法の早期臨床試験の実施、および、トランスレーショナルリサーチを実施している。