頭頸部がん

頭頸部がんの最適な治療を受けていただくために

10月25日(日)16:0017:00 第3会場

内科的治療 – 岡野 晋

頭頸部がんはいくつかのタイプに分けられ、それぞれに異なる治療方法が選択されます。新規薬剤の登場により薬物療法は大きく変化しており、タイプに応じた正しい薬剤選択により安全かつ有効な治療を受けることが可能となります。適切な薬剤選択と今後の展望について概説します。

 

放射線治療 – 秋元 哲夫

頭頸部がんは発声や嚥下など重要な機能を有する部位に発生します。そのため、臓器や機能を損なう治療は、治療後の生活に大きく影響します。放射線治療は臓器やその機能温存を目的に頭頸部がんの根治的な治療として行われてきており、標準治療として確立していますが、味覚低下や唾液分泌などの副作用は改善すべき課題です。放射線治療の技術的な進歩で治療成績や副作用軽減でも改善がありますが、粒子線治療は更なる改善の有望な方法です。

 

講演者

岡野 晋 ( おかの すすむ )
国立がん研究センター東病院 頭頸部内科 医長

東京慈恵会医科大学を経て2015年より国立がん研究センター東病院に勤務しております。頭頸部内科は頭頸部がんの薬物療法を専門とする部門であり、通常の診療と新規薬剤の臨床研究を主に行っています。エビデンスに基づいた最適な治療を提供するだけでなく、個々の患者さんの状況・要望に応じた診療を心がけています。

秋元 哲夫 ( あきもと てつお )
国立がん研究センター東病院 副院長 放射線治療科長/希少がんセンター

昭和61年3月:群馬大学医学部卒業
平成元年6月:国立がんセンター中央病院 レジデント
平成6年5月:群馬大学医学部放射線科
平成18年7月:東京女子医科大学 准教授
平成23年7月:国立研究開発法人 国立がん研究センター東病院
平成26年5月:     同  副院長(教育担当)
平成30年9月:レディースセンター センター長併任
平成31年2月:人材育成センター センター長併任

司会者

浜田 勲 ( はまだ いさお )
TEAM ACC(腺様嚢胞癌の仲間と共に生きるチーム) チームリーダー(代表)

2013年、右の耳下腺に希少がんである腺様嚢胞癌(せんようのうほうがん=ACC)を罹患。顔右側の顎関節・頬骨等を切除すると同時に顔面神経全摘出。摂食に関する機能障害、アピアランス(容姿)の変化を余儀なくされるも希少な体験を世の中に広めるためブログで闘病記を発信。現在では腺様嚢胞癌の仲間と共に生きるチーム「TEAM ACC」を起ち上げリアルな世界で活動をしている。