クロージングセッション

SHIN – 新、真、信 – 時代の幕開け

8/20(日) 16:30-17:30 コングレスクエア日本橋 第1会場(ホールA)・第2会場(ホールB)

がん医療の3つのテーマ「最新(がんのゲノム解析・プレシジョンメディシン)」、「真実(巷に溢れるがん情報の中から真実の情報を見分け)」、「信念(がんになってもその人らしく生きる)」の3つをテーマについてお話を伺い、皆でがん医療のSHIN時代について考えます。

パネリスト
藤原 康弘

藤原 康弘(ふじわら やすひろ)

国立がん研究センター中央病院 副院長(研究担当)

1984年広島大学医学部卒。国立がんセンター病院レジデント、同研究所研究員を経て1992年広島大学病院 総合診療部助手。1997年国立衛研 医薬品医療機器審査センターにて新薬承認審査に従事。2002年国立がんセンター中央病院 医長。2007年臨床検査部長。2008年臨床試験・治療開発部長。2010 年副院長(経営担当)兼 乳腺科・腫瘍内科科長。2011~13年内閣官房 医療イノベーション推進室 次長 2012年国立がん研究センター 執行役員・企画戦略局長、現在に至る。

勝俣 範之

勝俣 範之(かつまた のりゆき)

日本医科大学 武蔵小杉病院 腫瘍内科 部長

2011年10月より、20年間務めた国立がん研究センター中央病院を退職し、日本医科大学武蔵小杉病院で、腫瘍内科を立ち上げた。がん患者さんのための理想のがん診療を目指し、「がん」という病気を通して、患者のための医療とは?国民のための医療とは?人間のための医療とは?を考え Blog、TwitterやFacebookを通し、発信している。近著に「医療否定本の嘘」(扶桑社刊)がある。

樋野 興夫(ひの おきお)

順天堂大学医学部 病理・腫瘍学 教授

1954 年島根県生まれ。医学博士。順天堂大学医学部病理・腫瘍学教授。一般社団法人がん哲学外来理事長。米国アインシュタイン医科大学肝臓研究センター、米国フォックスチェースがんセンター、癌研実験病理部長を経て現職。2008 年「がん哲学外来」開設。肝がん、腎がんの研究での功績が認められ日本癌学会奨励賞、高松宮妃癌研究基金学術賞などを受賞、第68回「保健文化賞」受賞。

司会
後藤 悌

後藤 悌(ごとう やすし)

国立がん研究センター中央病院 呼吸器内科 医員/希少がんセンター

2003年、東京大学医学部卒業。都内で研修後、2006年から国立がんセンター中央病院内科に勤務し、2010年より東京大学医学部呼吸器内科。2014年11月より現職。
肺がんに対し呼吸器学および腫瘍学の観点から治療に取り組む傍ら、医療の情報などの社会的問題についても活動中。

轟 浩美

轟 浩美(とどろき ひろみ)

スキルス胃がん患者 家族会 認定NPO法人希望の会 理事長

スキルス胃がんステージⅣ患者本人であった 夫 轟 哲也が、2014年10月希望の会を設立。
2015年3月よりNPO法人としてスタート。2017年4月より、認定NPO法人となる。
がん告知を受けた後の不安と、孤独、情報の無さが患者会設立の原点。自分たちのように不安な人たちが、全国にきっといると考え、積極的に発信し、全国をまわっている。
国立がん研究センター他、医師の監修のもと、「もしかしたらスキルス胃がん~治療開始前に知りたかったこと~」という冊子を作製。がん対策、研究へのアドボカシー活動、スキルス胃がんの啓蒙、情報発信を行っている。2016年8月、夫の逝去に伴い、理事長に就任。
お茶の水女子大学卒業後、私学の幼稚園教諭として働いてきたが、夫のがんにより退職。
現在に至る。