家族を看取ること 家族の心のケア

在宅で看取るために家族にできることと家族の心のケア

8/19(土) 12:30-13:30 コングレスクエア日本橋 第4会場(ホールD)

がんで苦悩するのは患者さん本人だけではありません。大切なご家族の旅立ちをどう支えていけばいいのでしょうか。そして、ご家族はこの避けられない別れをどのように受け入れていけるのでしょうか。みなさんと一緒に考えてみたいと思います。

(このプログラムは公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団の助成を受けています)

講演者
佐々木 淳

佐々木 淳(ささき じゅん)

医療法人社団悠翔会 理事長

1973年京都市生まれ。手塚治虫の「ブラックジャック」に感化され中学2年で外科医を志すが、筑波大学で現代医学の現実(一人では手術はできない!)を知る。総合診療医に志望変更し、卒業と同時に三井記念病院の内科研修医に。5年目に東京大学大学院に入学するも基礎研究が肌に合わず3ヵ月で休学、地域に飛び出す。さまざまな形態の医療を経験する中、新宿で「在宅医療」の師と出会い、医療に対する価値観が大きく変わる。2006年に自ら在宅医療クリニックを開設。現在、常勤医24人を擁する在宅診療チームのリーダー。医療法人社団悠翔会理事長・診療部長。好きなものは夏と海と犬。嫌いなものは注射(されること)。

 

轟 浩美

轟 浩美(とどろき ひろみ)

スキルス胃がん患者 家族会 認定NPO法人希望の会 理事長

スキルス胃がんステージⅣ患者本人であった 夫 轟 哲也が、2014年10月希望の会を設立。
2015年3月よりNPO法人としてスタート。2017年4月より、認定NPO法人となる。
がん告知を受けた後の不安と、孤独、情報の無さが患者会設立の原点。自分たちのように不安な人たちが、全国にきっといると考え、積極的に発信し、全国をまわっている。
国立がん研究センター他、医師の監修のもと、「もしかしたらスキルス胃がん~治療開始前に知りたかったこと~」という冊子を作製。がん対策、研究へのアドボカシー活動、スキルス胃がんの啓蒙、情報発信を行っている。2016年8月、夫の逝去に伴い、理事長に就任。
お茶の水女子大学卒業後、私学の幼稚園教諭として働いてきたが、夫のがんにより退職。
現在に至る。

 

浪瀬 耕造(なみせ こうぞう)

CNJ認定がん情報ナビゲーター(CIN)

私は平成24年に妻をがんで亡くしました。約1年の「がんとの向き合い」でしたが、その間氾濫する情報に混乱し、各種療法にも走りました。
最初は自分のための「がん」の勉強のつもりでCINを受講しました。
CNJ主催のイベントやセミナーに参加するうちに医師・患者・支援者等と知り合うことが出来、特に患者さん達が「自分らしく輝いて生きている」ことに感銘を受け、勇気をもらっています。
それ以降、「今、辛い思いをしている人達への支えになりたい」と地域・病院・施設等でボランティア活動をしていますので今日はその一端をご紹介します。
がんに関係する人への対応ではCINで習得した知識と人の繋がりがとても役にたっています。

司会

岩瀬 哲(いわせ さとる)

認定NPO法人キャンサーネットジャパン 理事長
東京大学医科学研究所附属病院 緩和医療科

1994年埼玉医科大学卒業。2012年10月より現職。Palliative Oncology (緩和腫瘍学) が専門。研究テーマは Cancer Transitional Care to Avoid Emergent admission (CTC-AE) 。座右の書は「葉隠聞書」。 元ボクサー。シュガー・レイ・レナードを信仰している。JAZZはダラー・ブラントの「アフリカン・ピアノ」。リチャード・ドーキンスに影響を受け「進化医学」も標榜している。2015年より日本医療研究開発機構AMED研究費(革新的がん医療実用化研究事業)岩瀬班研究代表者。2016年よりTelemedicineを用いたロコモケアに取り組んでいる。