口腔ケア

がん治療中の口腔ケアで副作用・合併症を予防する

8/19(土) 12:30-13:30 コングレスクエア日本橋 第3会場(ホールC)

実は、がん治療中は口の中に変化が起こっています。それが、口のトラブル(痛み、渇き、腫れなど)につながり、多くの患者さんを悩ませています。口のトラブルを予防するために、患者さん自身が毎日口の中のセルフケアを行い、定期的に歯科医による口のチェックをうけることが大切です。

講演者

百合草 健圭志(ゆりくさ たかし)

静岡県立静岡がんセンター 歯科口腔外科部長

北海道大学歯学部卒業、同大学院修了後、2006年より静岡がんセンター歯科口腔外科で勤務。がん治療中に口のトラブル(痛み、渇き、腫れなど)で苦しむ患者さんを口から支える歯科診療をしています。患者さんが、安心してがん治療を受けられる口腔支持療法を専門とし、日本全国での医科歯科連携、病診連携体制の確立にも尽力しています。

司会
渡辺 千鶴

渡辺 千鶴(わたなべ ちづる)

医療ライター

京都女子大学卒業。医療系出版社を経て、1996年よりフリーランスに。医療・介護分野を中心に編集・執筆に携わる。共著に『日本全国病院<実力度>ランキング』(宝島社刊)、『がん――命を託せる名医』(世界文化社刊)、単著に『発症から看取りまで 認知症ケアがわかる本』(洋泉社刊)などがある。現在、総合女性誌『家庭画報』にて「がんになった医療者の治療選択と向き合い方」などを連載中。