乳がん治療最近の動向

“乳がんサブタイプ別治療の最新情報”

8/8(Sat) 10:00-11:50 秋葉原UDX 4F ネクスト1

近年、乳がん治療は乳がんのサブタイプごとに治療法が異なる個別化治療が進んでいます。また、新たな治療薬も登場し、治療法は日々進歩しています。このセッションでは、サブタイプごとの最新の治療と今後期待される治療についての講演と、参加者の質問に応えるQ&Aトークセッションを行います。

10:00~10:20 乳がん治療の最近の動向

中村 清吾

中村 清吾(なかむら せいご)

昭和大学医学部 乳腺外科 教授

昭和大学医学部 乳腺外科 教授。昭和大学病院ブレストセンターセンター長。1982年千葉大学医学部卒業。同年より、聖路加国際病院外科勤務。1997年M.D.アンダーソン癌センター他にて研修、2003年5月より、聖路加国際病院外科医長。2005年6月より同ブレストセンター長、乳腺外科部長。2010年6月より昭和大学医学部乳腺外科教授、昭和大学病院ブレストセンター長。日本乳癌学会乳腺専門医。国際的な標準治療の普及啓蒙、チーム医療の推進、日本を代表して活躍できる若手医療者の育成に力を注いでいる。

10:20~10:40 がん薬物治療1(ホルモン陽性乳がんの治療)

佐治 重衡

佐治 重衡(さじ しげひら)

福島県立医科大学 腫瘍内科学講座 主任教授
附属病院 臨床腫瘍センター センター長
放射線医学県民健康管理センター 地域がん登録室 室長

1992年岐阜大学医学部卒業。東京都立駒込病院、岐阜大学大学院、埼玉県立がんセンター研究所、カロリンスカ医科大学(スウェーデン)、東京都立駒込病院乳腺外科・臨床試験科、M.D. アンダーソンがんセンター(米国)、埼玉医科大学国際医療センター腫瘍内科、京都大学大学院医学研究科標的治療腫瘍学講座を経て2014年9月より現職。特に乳癌を専門とする腫瘍内科医として診療を行いながら、ホルモン療法・分子標的治療に関する基礎・臨床・トランスレーショナル研究を継続している。

10:40~11:00 乳がん薬物治療2(HER2陽性乳がんの治療)

林 直輝

林 直輝(はやし なおき)

聖路加国際病院乳腺外科副医長
日本乳癌学会専門医 評議員

2000年4月聖路加国際病院外科、2008年-2011年テキサス大学 MD Anderson Cancer Center、乳腺腫瘍内科研究員、2011年8月聖路加国際病院乳腺外科
【Award】2013年 European Cancer Congress 2013 A Fellowship Grant Award、2013年 日本癌治療学会研究奨励賞、2014年日本乳癌学会研究奨励賞、2014年 3rd International Breast Cancer Symposium Travel Award, Korea、2015年 一般社団法人日本癌治療学会平成26年度がん臨床試験研究助成主任研究者

11:00~11:20 乳がん薬物治療3(トリプルネガティブ乳がんの治療)

増田 紘子

増田 紘子(ますだ ひろこ)

昭和大学病院 乳腺外科 助教

2003年 高知大学医学部卒業。2012年 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科にて博士課程修了し卒業。2010年 公益財団法人日本対がん協会とThe University of Texas, MD Anderson Cancer Centerが主催するMy Oncology Dream Awardを受賞。2011年―2013年 MD Anderson Cancer Centerにて postdoctoral fellowとして治療。抵抗性乳癌の研究を行い、2013年ASCO(米国臨床腫瘍学会)より、Bradley Stuart Beller Special Merit Awardを 受賞。2013年―2015年 国立病院機構 大阪医療センター勤務。2015年7月より昭和大学病院 乳腺外科勤務となる。

11:20~11:50 これからの乳がん治療はこうなる!

パネルディスカッション形式でお届けします。

公開日:2015年6月6日 最終更新日:2015年9月29日