進行性精巣腫瘍の治療

“ガイドラインって正しいの?”

8/8(Sat) 11:00-11:50 秋葉原UDX 6F カンファレンス F

精巣腫瘍は若年者に多いことが特徴です。初期症状が少なく進行がとても早いですが、転移があっても80%以上で治癒が望めます。早期発見・早期治療が重要で、きちんと治療することが大切です。そのための正しい知識を提供します。

講演者

中村 晃和

中村 晃和(なかむら てるかず)

京都府立医科大学附属病院 化学療法部 副部長

1993年京都府立医科大学医学部卒業。関連病院および大学病院で初期および後期研修を行う。後期研修期間中より、泌尿器科がんに関する研究、診療を開始。1999年4月から京都府立医科大学大学院に進み癌の基礎研究に従事。3・4年次にマウントサイナイ病院(トロント、カナダ)に研究留学。帰国後、泌尿器がんの研究、診療に専念する。2004年から京都府立医科大学助教、2009年5月からは同講師および京都府立医科大学付属病院化学療法部副部長。難治性精巣腫瘍の患者さんが集まる環境のもと、主に精巣腫瘍の診療に特に注力している。

司会

改發 厚

改發 厚(かいはつ あつし)

精巣腫瘍患者友の会(J-TAG)代表
キャンサーネットジャパン大阪事務局
CNJ認定・がん情報ナビゲーター

働き盛りの30代前半、2004年5月に精巣腫瘍に罹患し、1年半の闘病生活の中で、超大量化学療法という致死量の抗がん剤を含む化学療法13クールに加え、外科手術3回を施術するも、治療中「限りなく治る確率が低くなった」と宣告される。闘病中よりHPやブログを開設し、リアルタイムで情報を発信。奇跡的に寛解後は、キャンサーネットジャパンのボランティアスタッフとして、講演活動、ピアサポートを実施。2008年1月にはブログを一冊の本にまとめ出版。2010年10月日本初の精巣腫瘍の患者会を創設し、代表に就任。毎月京都府立医科大学付属病院等でピアサポートを実施。

公開日:2015年6月5日 最終更新日:2015年10月23日