がんと在宅医療

“住み慣れた自宅で最期まで過ごすために”

8/8(Sat) 12:00-12:50 秋葉原UDX 4F ネクスト2

がんで亡くなる方は年々増えています。多くの人が、治癒が望めないなら、最後は自宅で穏やかに過ごしたいと希望していますが、実際にその願いが叶えられる人は15%に満たないのが現状です。変化していく体調への不安、家族の介護負担への配慮、がんに伴う苦痛など、その要因は様々ですが、在宅医療を活用すればこれらの課題を一緒に解決していくことができます。まずは在宅医療について、もっと知っていただければと思います。

佐々木 淳

佐々木 淳(ささき じゅん)

医療法人社団 悠翔会

1973年京都市生まれ。手塚治虫の「ブラックジャック」に感化され中学2年で外科医を志すが、筑波大学で現代医学の現実(一人では手術はできない!)を知る。総合診療医に志望変更し、卒業と同時に三井記念病院の内科研修医に。5年目に東京大学大学院に入学するも基礎研究が肌に合わず3ヵ月で休学、地域に飛び出す。さまざまな形態の医療を経験する中、新宿で「在宅医療」の師と出会い、医療に対する価値観が大きく変わる。2006年に自ら在宅医療クリニックを開設。現在、常勤医24人を擁する在宅診療チームのリーダー。医療法人社団悠翔会理事長・診療部長。好きなものは夏と海と犬。嫌いなものは注射(されること)。

公開日:2015年6月6日 最終更新日:2015年12月3日