がんと栄養

“諦めなくてもいいんだよ、我慢しなくてもいいんだよ。美味しく食べるヒントを探そう”

8/8(Sat) 16:00-16:50 秋葉原UDX 4F ネクスト3

出会った患者さんの中には食事を取ること、それは生きること。食事がとれないことは体力を奪われていくこと。そんな思いが強く、食事量が低下することを不安に思う方がいます。食べたいものを食べれないことは辛いことです。体重が落ちていくこと、筋肉が落ちていくことに不安を覚えます。でも、食事にはいろんな工夫があります。これまで出会った患者さんのそんな思いに答えてきました。「諦めなくてもいいんだよ。我慢しなくてもいいんだよ。」。食事は、楽しく美味しく食べてこそ、生きる糧になります。美味しく食べられるヒントを探って頂くようなお話を出来ればと思っています。

講演者

川口 美喜子

川口 美喜子(かわぐち みきこ)

大妻女子大学家政学部 がん病態栄養専門師

昭和56年大妻女子大学卒業。およそ20年間の研究生活後、平成16年から島根大学病院管理栄養士としておもに緩和ケアチームの一員としてがん患者の栄養と食事を支援した。患者に「食べる喜び」を提供することの大切さを心に刻んだ。昨年から大妻女子大学家政学部での教育と在宅栄養支援に関わっている。急性期病院で回復した時間よりもその後の人生は長い。在宅で生きる時間は大切だ。健康長寿を目指す食事・栄養の摂り方も大切だが、人は老いを迎え機能は低下する。老いても、病気があっても「ごちそうさま」と家族で食べる喜び・笑顔を持ち続ける栄養と食事の提案を続けたいと思う。

司会

梅田 里衣

梅田 里衣(うめだ りえ)

東京医科歯科大学卒業後、外資系石油企業にて企業人事に携わった後、国内化学系メーカーで産業保健師に従事。2008年に渡米。現地の医療機関で多職種によるがんのチームケアに関わる。帰国した2011年より国立大学関連の医療施設でがん相談支援を担当。現在は大学にて後任教育に携わる。

公開日:2015年6月6日 最終更新日:2015年7月21日