急性白血病

“「不治の病」からの「卒業」”

8/8(Sat) 14:00-14:50 秋葉原UDX 6F カンファレンス D

白血病という名前で、「死に至る病気」というイメージを思い浮かべる人は多いと思います。でも現在では、これまでの無数の医師と研究者、また患者さんたちの苦労と努力により、治療成績は飛躍的に向上し続けています。今回はこれまでの歴史をふまえ、現在の治療選択肢とその到達点、また今期待されている新しい試みについて、ご紹介します。

講演者

進藤 岳郎

進藤 岳郎(しんどう たけろう)

佐賀大学医学部附属病院 血液・呼吸器・腫瘍内科

広島県広島市出身。1997年に京都大学医学部を卒業し、京都・神戸・長浜・赤穂・大阪など、関西各地で血液内科医として働く。造血幹細胞移植後の免疫応答(GVHDとGVL)の関係に興味を持ち、京都大・フレッドハッチンソン癌研究センター・マイアミ大学シルベスター癌センターで移植免疫学の研究を行う。2012年より佐賀大学で血液内科臨床に携わる一方、研究面では造血幹細胞移植後をより安全かつ効果的に行うことを目指している。

司会

古賀 眞美

古賀 眞美(こが まみ)

NPO法人キャンサーネットジャパン プロジェクトマネージャー
JACC認定臨床心理カウンセラー
CNJ認定がん情報ナビゲーター1期生

急性リンパ性白血病を発症した弟のドナーとして末梢血幹細胞の提供を機に、血液がん患者・家族、骨髄ドナーの支援を開始。白血病・リンパ腫・骨髄腫の患者、家族、医療関係者が、それぞれの経験をいかしながら患者相談について勉強・研究する会「Patient Advocate Liaison」主宰。日本造血細胞移植学会倫理委員会委員。NPO法人JORTC(日本がん研究治療機構)理事。

公開日:2015年6月4日 最終更新日:2015年10月9日