リンパ浮腫の治療

“リンパ浮腫にならないために、リンパ浮腫になってしまったら”

8/6(土) 16:00-16:50 コングレスクエア日本橋 ホールA

婦人科がんや乳がんの手術でリンパ節を郭清するとリンパ液の流れが悪くなり、リンパ浮腫になる人も少なくありません。このセッションでは、リンパ浮腫の複合的治療やセルフケア、リンパ浮腫の手術的治療について講演します。

講演者
宇津木 久仁子

宇津木 久仁子(うつぎ くにこ)

がん研有明病院 婦人科

公益財団法人 がん研有明病院婦人科副部長、リンパ浮腫治療室長 医学博士
1983年山形大学医学部卒業後、山形大学付属病院勤務1989-1991年米国ベイラー医科大学留学
1994年癌研病院勤務し、現在に至る。
日本産科婦人科学会専門医、婦人科腫瘍専門医、癌治療認定医、日本臨床細胞学会専門医、国際細胞診専門医、日本婦人科腫瘍学会評議員、日本臨床細胞学会評議員、日本リンパ学会評議員、V odder式MLD/CDT認定セラピスト、がん研有明病院「帽子クラブ」主宰。著書に「知って安心 婦人科のがんと治療」(イカロス出版)、「子宮がん・卵巣がんの治療法と術後の暮し方」(イカロス出版)、「子宮がん・卵巣がんとともに生きる—16人の女性と家族のストーリー」(保健同人社)、「専門医の医学図典 婦人科手術インフォームドコンセント」(apple store)など。

司会
広瀬 真奈美

広瀬 真奈美(ひろせ まなみ)

一般社団法人キャンサーフィットネス 代表理事 乳がん経験者

2008年乳癌の告知を受け、乳房全摘、化学療法、放射線治療を経験。身体の機能や外見の変化に深い絶望感の中で、治療中でも自ら運動をすることで副作用や後遺症を改善し、精神的な面では無気力や倦怠感を軽減できた経験から、がんのサポーティブケアとして運動やグループ療法の必要性を痛感し、専門学校にて運動と身体について学びフィットネス講師の資格を取得した。その後、米国NY、MFL(MovingForLife)にて、がん患者のための運動療法を学び、認定インストラクター資格を取得し、2011年乳がん患者を対象に乳がんフィットネスの会を開始。2014年、一般社団法人キャンサーフィットネスを設立し、がん患者や経験者のための運動教室やセミナーの開催などを通して、がんになっても元気に生きるための支援活動を行っている。がん研有明病院ではリンパ浮腫ケアサポートグループ代表としてリンパ浮腫の患者のためのピアサポート活動(リンパカフェ)を行っている。
癌患者だけでなく、一般の方や認知症の高齢者、また会社研修など様々な分野で、身体運動と心と表情の3つの連動で元気で幸せな笑顔になるための笑顔プログラムを提供。運動教室、笑顔セミナー、講演、研修、執筆活動を中心に活動。
著書『愛され笑顔のつくり方』(サンマーク出版)
日本フィットネス協会認定インストラクタ-、米国MovingForLife認定インストラクター、HandsOn東京ボランティアリーダー