【一般社団法人キャンサーフィットネス共催】
ホルモン療法の副作用対策

“〜運動して得しちゃおう!〜”

8/7(日) 12:00-12:50 コングレスクエア日本橋 ホールC

ホルモン療法の副作用には、倦怠感、ほてり、関節痛など様々な症状がありますが、その中でも、今回は、再発のリスク要因である閉経後の体重増加についてです。ホルモン療法はなぜ太りやすいのか?そのための対策は?乳がん患者の減量グループの例を検証し、ホルモン療法中の運動や食事などの生活習慣の改善法についてお話しします。

講演者
田中 喜代次

田中 喜代次(たなか きよじ)

筑波大学大学院 人間総合科学研究科(スポーツ医学専攻) 教授

筑波大学体育系(健康増進学)・大学院人間総合科学研究科(スポーツ医学) 教授。1952年滋賀県生まれ。筑波大学大学院体育科学研究科修了。大阪市立大学保健体育科講師、筑波大学助教授を経て、2004より現職。
日本健康支援学会理事長(2011~)、日本体力医学会理事(1999~)、日本メディカルフィットネス研究会会長(2011~2016)などを務める。

 

山内 英子

山内 英子(やまうち ひでこ)※ビデオ出演

聖路加国際病院 ブレストセンター長

聖路加国際病院ブレストセンター センター長・乳腺外科部長
1963年東京都生まれ。87年順天堂大学医学部卒。聖路加国際病院外科レジデントを経て、94年渡米。ハーバード大学ダナファーバー癌研究所、ジョージタウン大学ロンバーディ癌研究所でリサーチフェローおよびインストラクター。ハワイ大学外科レジデント後、外科集中治療学臨床フェロー、南フロリダ大学モフィットキャンサーセンター臨床フェローを歴任。2009年聖路加国際病院乳腺外科医長、10年より現職。

司会
広瀬 真奈美

広瀬 真奈美(ひろせ まなみ)

一般社団法人キャンサーフィットネス 代表理事 乳がん経験者

2008年乳癌の告知を受け、乳房全摘、化学療法、放射線治療を経験。身体の機能や外見の変化に深い絶望感の中で、治療中でも自ら運動をすることで副作用や後遺症を改善し、精神的な面では無気力や倦怠感を軽減できた経験から、がんのサポーティブケアとして運動やグループ療法の必要性を痛感し、専門学校にて運動と身体について学びフィットネス講師の資格を取得した。その後、米国NY、MFL(MovingForLife)にて、がん患者のための運動療法を学び、認定インストラクター資格を取得し、2011年乳がん患者を対象に乳がんフィットネスの会を開始。2014年、一般社団法人キャンサーフィットネスを設立し、がん患者や経験者のための運動教室やセミナーの開催などを通して、がんになっても元気に生きるための支援活動を行っている。がん研有明病院ではリンパ浮腫ケアサポートグループ代表としてリンパ浮腫の患者のためのピアサポート活動(リンパカフェ)を行っている。
癌患者だけでなく、一般の方や認知症の高齢者、また会社研修など様々な分野で、身体運動と心と表情の3つの連動で元気で幸せな笑顔になるための笑顔プログラムを提供。運動教室、笑顔セミナー、講演、研修、執筆活動を中心に活動。
著書『愛され笑顔のつくり方』(サンマーク出版)
日本フィットネス協会認定インストラクタ-、米国MovingForLife認定インストラクター、HandsOn東京ボランティアリーダー