がんと口腔ケア

“がん患者さんに必要な歯と口のケアについて”

8/6(土) 16:00-16:50 コングレスクエア日本橋 ルームB

がん治療中に口のトラブル(痛み、渇き、腫れなど)で苦しむ患者さんは、実はかなり多くいらっしゃいます。がん治療が始まる前の準備として歯科医による支持療法および患者さん自身のセルフケアを行うことで、口のトラブルを予防すること、軽減することが可能です。がん治療前、がん治療中におすすめのケア方法をお話しします。

講演者
卵巣がんの診断と治療

百合草 健圭志(ゆりくさ たかし)

静岡県立静岡がんセンター 歯科口腔外科部長

愛知県知多半島出身。北海道大学歯学部卒業、同大学院修了後、2006年より静岡がんセンター歯科口腔外科へ。がん治療中に口のトラブル(痛み、渇き、腫れなど)で苦しむ患者さんを口から支える歯科支持療法を専門としています。患者さんがどこに住んでいても、安心してがん治療および歯科治療を受けられるように、日本全国での医科歯科連携、病診連携体制の確立を目指しています。

司会
渡辺 千鶴

渡辺 千鶴(わたなべ ちづる)

医療ライター

京都女子大学卒業。医療系出版社を経て、フリーランスに。医療・介護分野を中心に編集・執筆に携わる。共著に『日本全国<実力度>ランキング』(宝島社刊)、『がん――命を託せる名医』(世界文化社刊)などがある。現在、総合女性誌『家庭画報』にて「がん医療を支える人々」、朝日新聞医療サイト『アピタル』にて「メディカル玉手箱」などを連載中。