【樋口宗孝がん研究基金共催】
AYA世代の特徴と課題

“小児・AYA世代のがん患者が抱える思いとは?”

8/6(土) 15:00-15:50 コングレスクエア日本橋 ホールC

毎年、約2,000人の子供たちががんに罹患し、またAYA(アヤ)世代(Adolescent and Young Adult(思春期と若年成人))と言われる15才~29才の約5,000人ががんと診断されています。一般的には、がんは比較的高齢の方の病気として恐れられている一方で、小児、若年者にも発生し、小児期の死亡要因としては、不慮の事故に次ぎ、第二位の死因となっています。
また、若くしてがんに罹患することにより、就学、就職、就労、恋愛、結婚、出産など、高齢のがん患者とは異なるAYA世代特有の問題があると考えられています。
本セッションでは、医療者、AYA世代がんサバイバーと共に、AYA世代がん患者が抱える問題について考えていきます。

講演者
kawai

川井 章(かわい あきら)

国立がん研究センター中央病院 骨軟部腫瘍科

1961年生まれ、岡山育ち。大学病院勤務、米国留学を経て2002年4月より国立がんセンター整形外科(現国立がん研究センター中央病院骨軟部腫瘍科)勤務。骨軟部腫瘍の診療と研究に従事しています。患者さんの日々の生活と生命を脅かす悪性骨軟部腫瘍(肉腫)を治すこと、より良い治療法を開発すること、いつの日か撲滅することを目指して、患者さんと一緒に闘っています。

 

加藤 陽子

加藤 陽子(かとう ようこ)

国立がん研究センター 希少がんセンター

希少がんセンターにて、希少がんの患者さん一人一人が納得して最新・最適な治療が受けられるよう、患者さんやご家族、医療者のさまざまな相談に対応する「希少がんホットライン」を担当する看護師。希少がんの患者さんが抱えるさまざまな問題やニーズをもとに、希少がんの相談支援や情報提供体制の基盤づくりに取り組んでいる。厚生労働省「希少がん医療・支援のあり方に関する検討会」構成員。

 

佐藤 崇宏

佐藤 崇宏(さとう たかひろ)

AYA世代がんサバイバー

大学3年生。哲学愛好会会長。20歳の時、精巣腫瘍(悪性・ステージⅠ)に罹患。現在は、樋口宗孝がん研究基金にて活動中。

 

濱中 真帆

濱中 真帆(はまなか まほ)

AYA世代がんサバイバー

16歳のとき、卵巣原発の未分化胚細胞腫に罹患。「患者さんの気持ちが誰よりもわかるMSW(医療ソーシャルワーカー)」を目指し、社会福祉学科に在学中。樋口宗孝がん研究基金にてAYA世代の現状を周知するために活動している。

司会
小林 美幸

小林 美幸(こばやし みゆき)

薬剤師・アナウンサー

フリーアナウンサー。1977年生まれ、山梨県育ち。千葉大学薬学部卒業後、2000年にテレビ静岡入社。在局中は、めざましテレビの中継や情報番組の司会などを担当。2006年に退社後、薬剤師として3年間医療現場に従事。2012年~アピタル夜間学校シリーズの日直として司会を担当。アレルギー、脳卒中などを経て、2014年より「がん夜間学校」に出演中。薬剤師の免許を持つアナウンサーとして医療関係の分野で活躍している。

 

3Fホワイエにて、ブース出展も行います。是非、お立ち寄りください!
共催団体:樋口宗孝がん研究基金
【ブース紹介】PPT_MHF